初めての出産《恐怖と痛みと赤ちゃんと私。》

久しぶりの更新になりました✨
実は予定日よりも早く赤ちゃんが生まれました♡
初めての出産は、未知の世界なので本当に怖かったです。
最後の最後まで怖かったですし、痛かったです。
そんな私の出産までの記録を残しておきます(*’ω’*)
出産までの記録《陣痛編①とにかく痛てぇ》
予定日が2月4日で、計画分娩が1月30日の予定だったのですが、
1月25日の0時20分頃、出血をして急遽病院へ。
病院につくまでは、お腹の痛みとかは全く無かったのに
病院の救急の入り口のインターフォンを鳴らした瞬間にちょっとお腹の痛みが来ました。
でも、初産なので陣痛がどういう痛みかわからないので
『もっと痛いはずだからこれは緊張の腹痛?』とか考えてました。
病院へ着くと、なんと入院決定❕❕
計画分娩で無痛分娩の予定だったのですが、深夜帯のため
『無痛分娩は出来ないね』と助産師さんに言われて恐怖、恐怖、圧倒的恐怖。
1時40分から分娩室で、朝まで過ごすことになりました。
いきなりの出来事で、全く心の準備が出来ず
1人で恐怖に怯えながら、お腹の赤ちゃんに話しかけたり
チャートを見ていました。(心を落ち着けるために)
もう、独り言で『冷静に、冷静に、』とボソボソ唱えていました。
この時、お腹の痛みは1時間に1~2回来る程度。
痛みは生理痛のもっと痛いバージョン。でも全然耐えれる痛み。
それに1分くらい痛みが続いて、その後嘘みたいに痛みがなくなるので
朝5時40分に耐えがたい激痛!!!悶絶( ゚Д゚)思考回路停止。
あまりの痛さにナースコールを押して、助産師さんに
『痛すぎて無理です』と言いました(笑)
そんな中、助産師さんは冷静に時計を見て、
『5時44分、陣痛開始』と言ってなんか書いてました。
出産までの記録《陣痛編②神降臨》
どんどん痛みが増していく中、助産師さんに『大丈夫?』と
聞かれるたびに、『はい、無理です。すみません。』と答えていました。
※どんな時でも他人には敬語を使いなさい。と育てられたので、いつでも敬語です(笑)
痛みは生理痛とお腹を下す痛みをレベルMaxにした感じが同時に来る感じ。
とんでもねえ、痛みだ。って心の中で悲鳴を上げて耐えてました。
背中を丸めて横向きになって、どうにか理性を保ちました。
吐きそうになる私。痛すぎて血圧が急上昇していたらしいです。

ここで、神様降臨予感。6時50分。
『もしかしたら、名古屋から先生が来てくれて、無痛分娩できるかも』
と、助産師さんに言われて心から感謝した瞬間でした。
この時、陣痛間隔、約5分に1回。子宮口4㎝開いている。
ここから約2時間激痛に耐えます。
出産までの記録《無痛分娩編:神様A先生降臨》
9時20分。先生降臨。
内診して、子宮口7㎝。
A先生は、ずっと検診してくれていた先生で、名古屋院での夜勤明けに
わざわざ、神奈川県に寄ってくれて私が妊娠中に約2か月入院したり、
散々な病院にいた経緯も知っていて、最後の検診の時、
『できる限り、無痛分娩してあげますよ』って約束を果たしに来てくれました( ;∀;)
登場した時の名言
『約束したからね!』
貴方は私のヒーローです。(感謝)
そこから、麻酔の準備開始。
一般的な無痛分娩の流れ
- 事前準備: 心電図、血圧計、胎児心拍数陣痛計装着など、帝王切開の手術準備と同様の準備が行われます。
- 子宮口を広げる: 必要に応じて、バルーンと呼ばれる器具を挿入して子宮口を広げます。
- 陣痛促進剤の投与: 陣痛を促進するための薬を投与します。
- 麻酔の開始: 背中に局所麻酔を行い、カテーテルを挿入して麻酔薬を注入します。
- 分娩の進行: 麻酔が効いている間に分娩が進行します。
- 麻酔の注入: 必要に応じて追加の麻酔薬を注入します。
- いきむ: 助産師の合図に合わせていきみます。
- 出産: 赤ちゃんが生まれます
背中の局所麻酔は陣痛の痛みで全く感じませんでした。
カテーテル挿入をして少しずつ麻酔を入れてもらいました。
すると、痛みが嘘のように無く、次の陣痛がいつ来るのか
怯えなくてすみました( ゚Д゚)
普通に話せるし、冷静になれました。
出産までの記録③《陣痛促進剤編:麻酔が効いてない?》
子宮口が10cmにならないと分娩を始める事が出来ないため、
ここで陣痛促進剤を投入。
『まだしばらく時間がかかるから、また様子を見に来ますね』と
A先生、一旦退室。この時、10時40分。
10分後、今までとは違う激痛が…麻酔してるはずなのに、なぜ激痛…。
とりあえず、ナースコール。
助産師さんに、今までとは違う痛み来てます!と言うと
内診してくれました。
『あれ?もう10cm開いてる、ちょっと先生呼んでくるね!』
A先生到着。
『先生、麻酔が効いてないです。とても痛いです…』
と告げると、まずは内診。
『骨が開いている痛みかな?』
と、背中のカテーテルを抜いて、局所麻酔に変更。
『2時間しか持たないから、頑張ろうね!』
と言われ、分娩スタート( ;∀;)
激痛で意識朦朧&痛みに疲れ果てて疲労感半端ない。
局所麻酔が効く前に、赤ちゃんの頭が出てきて
『はい、いきんでー!』と言われて、全力でいきむ。
熱したボーリング玉が骨をミシミシ言わせて出てくる感じ。
痛すぎて、逆に冷静になってしまい、
『先生、私がこんなに痛いってことは、赤ちゃんも痛いんですか?』
って、変な質問しました。(笑)
もう、気が動転しててわけがわかならい状態。とりあえず早く出てきて!!
って思ってました。
出産までの記録④《覚悟を決めたら即終了》
2回目に、痛みが来たと同時に、いきむんだ時、
やっと私の中で覚悟が決まり『もう、やるしかない。痛くてもいきむぞ』
って、なりました。(半ばやけくそ)
『出てきやすいように、切りますからね!』
…バチンっ!
※このタイミングで麻酔効いてきて、骨以外の痛みは弱くなりました。
3回目の陣痛で、思いっきりいきんだら
ポンっ!と赤ちゃんが出てきました。
え・・・?もう?( ゚Д゚)
『えええええーん』
と、赤ちゃんの泣き声。
覚悟を決めた瞬間に、すんなり出産( ゚Д゚)
今でも、生まれてくる瞬間を忘れられないです。
初めて姿を見る赤ちゃん。血だらけの中(私の血で)
めっちゃビックリした顔してました。
出産までの記録⑤《新生児はガッツ石松?》

生まれてすぐ、赤ちゃんは助産師に運ばれて少し離れた所で
色々測定されてました。
その時、私は産後の処理?!みたいな感じで、縫われてたりしてました。
疲労感が凄くて、ボーっとしている間に処置が終わり
赤ちゃんと対面(*’ω’*)
ガッツ石松に似た、可愛い女の子が産まれました♡
2025年1月25日11時25分。ココちゃん誕生✨
出産までの記録⑥疲労感とリスペクト
小さな、ココちゃんを見て妊娠中の10か月を思い返して
涙が出ました。
『これはホルモンの影響ですか?』と、先生に聞くと
『今まで辛い思いして赤ちゃんを守ってきたからね。頑張ったね』
と、言われて号泣…(笑)
予想外の妊娠、つわりでしんどかった日々、切迫早産で約2か月の入院生活。
点滴につながれていた病院はちょっと信じられない価値観の病院だったけど
ひたすら我慢して、感情を押し殺した日々。
そして、そんな中『頑張ったね』なんて言われた事無かったなあ。
でも、ココちゃんはこんなストレスまみれの私のお腹の中で
ここまで大きくなって、生まれてくれた。
赤ちゃんではあるけれど、その生命力に心からリスペクトと感謝。
そして、こんなにも痛い思いをして産んでくれた私のお母さん『ありがとう』
色々な事があったけど最後に出会ったA先生のおかげで
初めての出産は最高の思い出になりました。